「求人を出しても応募が来ない」
「応募が来ても求めていた人と違う」
──採用に苦労している中小企業の多くが、実は求人票の段階でつまずいています。
採用の問題を「人手不足のせい」「地方だから仕方ない」と諦める前に、求人票を見直してみることをお勧めします。
問題1:「仕事の内容」だけ書いて「一緒に働く人」が見えない
求人票に「製造ラインの作業」「事務処理全般」と書いてあっても、応募者には「どんな会社で、どんな人たちと、どんな雰囲気の中で働くのか」がまったく伝わりません。
特に地方の中小企業は、大手に比べて「会社の雰囲気・職場の人間関係・経営者の人柄」が入社の決め手になることが多いです。
求人票の中に、チームの紹介・職場の一日の流れ・上司のコメントなど「人」の情報を入れることが、応募者との最初のマッチングを改善します。
「先輩社員の声」を1〜2行入れるだけでも、「ここに人がいる」という温度感が伝わります。
職場の風景やチームの様子の写真1枚があるだけで、応募者の反応は変わります。
問題2:「条件」だけが強調されていて「何ができるようになるか」が書かれていない
月給〇〇万円、週休2日、交通費支給
──条件面だけが書かれた求人票は、同業他社の求人と横並びになります。
若い世代の求職者は、給与・休日だけでなく「この会社で自分はどう成長できるか」「どんなキャリアが描けるか」を求人票から読み取ろうとしています。
「入社2〜3年で一人前の職人として独り立ちできる」「管理職候補として育てる意向がある」というメッセージが入るだけで、応募者の質と量は変わります。
「将来どうなれるか」が見える求人票が、長く続けたいという人材を引き寄せます。
問題3:「長所を正直に、課題もある程度伝える」姿勢がない
完璧なことしか書かない求人票は、入社後のギャップを生みます。
「思っていた仕事と違う」「聞いていなかった」という早期離職の原因の多くは、採用段階での情報の非対称性です。
「現場は体力仕事です」「繁忙期は残業があります」という正直な情報を伝えることで、それを理解した上で来てくれる人材を集めることができます。
入社後の早期離職を防ぐためにも、求人票での正直な情報開示は長期的に有効です。
求人票を今すぐ改善する3つのポイント
– 職場写真・スタッフ紹介を1つ加える
– 「入社後どう育つか」を1〜2文で入れる
– 「こんな人が向いている / 向いていない」を正直に書く
この3つを追加するだけで、求人票は大きく変わります。
採用費用を上げる前に、まず求人票の「内容」を見直してみてください。
採用を改善するためのステップは、高いコストをかけなくても始められます。
求人票の見直し・採用プロセスの整備・採用ブランディングについても、地方中小企業向けのご支援をしています。
まずはお気軽にご相談ください。