アンガーマネジメントで、あおり運転防止!
昨年、全国の警察が昨年摘発したあおり運転が1万5千件を上回り、危険運転がいまだ横行する現状です。
それにより、令和2年6月10日に公布された道路交通法の一部を改正する法律により、あおり運転に対する厳しい罰則が新たに規定されました。
そもそも、何故あおり運転をしてしまうのでしょうか?
運転時の状況は様々であり、個人によっても差はあると思いますが、主に、『イラっとしてカァ~っとなって反射的に行動』という流れでしょう。
この『反射的に行動』した結果が問題となっています。
講座等により学んでいただけると良いかと思いますので、ここでは詳細を割愛しますが、
とにかく、6秒程度かけて深呼吸しましょう。数を数えてもいいです。
そうすれば、理性が戻ってきて、反射的に行動することはなくなるでしょう。
悲しい事故となる前に、対策していただくことを心より願います。
怒ることは決して悪いことではない
アンガーマネジメントの講座で、まずお伝えすることは、
『怒ることは悪いことではない。怒りは普通の感情。』
ということです。
多くの受講生が、自分自身が怒りをコントロール出来ずに悩んでいます。
怒りによって人間関係を悪くしてしまった、という経験により、
怒ることは悪いこと、と考えている方も少なくありません。
しかし、喜怒哀楽と言われるように、
喜んだり、悲しんだり、楽しんだりすることと同じ『感情』です。
怒りを無くすことは出来ないのです。
ですので、怒りをコントロールする必要があります。
その為にも、
『自分の怒りの傾向を知る』
ということが非常に有効となります。
前述したあおり運転ですと、
『運転を邪魔されるとイライラしやすい』
などの傾向があると危険ですよね。
自分自身で傾向を理解していれば、
6秒待って理性を取り戻そう、
と意識することも出来ます。
その為にも、『アンガーログ』
イライラしたことを記録することをオススメします。
・ヒトは忘れっぽいから、記録する。
・定期的に振り返り、傾向を知る。
この繰り返しです。
決して難しいことではありません。
が、継続することが難しい、と言えます。
継続した成果は、非常に大きいです!
是非お試しください。
株式会社豊明コンサルティング 上口幸博
(前サイトで公開していたものを、加筆・修正しております。)