注目したいキーワードは”生産性”
厚生労働省のホームページにも働き方改革の目指すものとして、
我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。
と説明されております。
引用:
◆生産性の定義
そもそも、生産性ってなんでしょうか?
生産性とは、一言でいえばモノやサービスなどの価値をどれだけ少ない労力や資源の投入によって効率的に生み出しているかという指標です。
数式では生産性は、投入したインプット量辺りの産出したアウトプット量、と表すことができます。
例えば産出したアウトプット量は、売上や生産量が該当します。
一方で、投入したインプット量は労働者数、労働時間、労務費が該当します。
◆インプット・アウトプットの両輪が重要
「労働時間の削減・効率化をするなら、売上や生産量が下がっても仕方がない」と諦める前にお伝えしたいことがあります。
それは、有給休暇の取得や時間外労働の削減で捻出した時間や人、心理的余裕を、将来の売上拡大や利益向上につながるような仕組みづくりに費やしていただきたいのです。
生産性の2つの側面を見つめ、今までと同じアウトプットを、より短い時間 で行うことも重要ですし、単位時間あたりのアウトプットを最大化することも重要です。
この両輪を同時に回し、働き方改革をしながら、儲け続ける循環を創り出すことが、チームビルディングを活かした最強の働き方改革だと考えます。
◆アウトプット量を上げる仕組み作り
アウトプット量は、自社のビジネスモデルや競争・市場環境の影響を大きく受けるため、市場の変化に敏感になる必要があります。
ポイントは、労働時間の削減・効率化で捻出したリソース(人・時間など)を、市場の変化に合わせた事業の開発や対応につながるような活動に投資する循環を創り出すことだと考えます。
新型コロナウイルス感染症の拡大に合わせて、多くの会社が業務の改善や見直しを迫られているように、変化の大きな現代では、今まで通りの業務での生き残りに疑問を投げかけ、正しい危機感も持つ必要があります。
小さい組織だからチームビルディングは必要ない、という考えは間違いです。
なぜなら、小さい組織の方が、従業員一人ひとりの組織に対しての影響が大きくなるからです。
弊社では、最強のチームビルディングにより、組織の生産性を上げ離職率を下げるよう、その組織に最適なプロジェクトを、お手頃な価格で提案いたします。
組織の状態にお悩みがありましたら、まずは無料相談をご活用ください。
※本コラムは、オンラインサロン「パチ盛り」に掲載したものを、加筆・修正したものです。